プロジェクトリーダーの仕事は単純作業。いや~なマネジメントはチャットボットに全部おまかせ!

終わらないタスク。なくならないチケット。スケジュールの引き直し。マネジメントに追われ、肝心のコーディングになかなか手をつけられない……。

チームで開発を行うエンジニアなら、誰しもこんな経験があるのではないだろうか。そんな煩わしい日々に別れを告げられる、全世界のエンジニアが熱望したプロダクトを取材した。

株式会社Curious Vehicleが開発した、エンジニア向けのプロジェクト管理ツール「Commu(コミュー)」。この画期的なプロダクト開発の背景には、代表・牧野勝氏のモノづくりへの愛と、技術のビジネス化を巡る葛藤があった。

(※記事の最後に、本記事を読んで頂いた読者の方限定のクーポンコードを掲載しました。Commuのフリープランに登録する際にクーポンコードを記入すると、ストレージ容量が本来100MBのところ、今なら1GB追加されます。先着10名様対象なので、お早めにご利用ください!)

プロジェクトリーダーはいらない!?

Curious Vehicle代表の牧野勝氏。自身もエンジニアとして熟練のキャリアをもつ

エンジニアなら誰でも、JIRAなどのプロジェクト管理ツールを使ったことがあるだろう。今回、紹介するCommuは従来のプロジェクト管理ツールとは違い、チャットボットが搭載されているところが大きな特徴だ。可愛らしいキャラクターとチャットする感覚で、プロジェクトを進行できる。シンプルな操作を追求したUI・UXもこだわりのひとつだ。友だちからメッセージが送られてくるのと似た感覚で、チームの進捗状況をCommuが教えてくれる。

「プロジェクトの成否はプロジェクトリーダーの腕にかかっていると思われがちですが、実はプロジェクトリーダーの仕事って単純作業なんです」

必要な作業をどんどんチケット化し、それをスケジュール内に収める。予定通りに進行しない場合は、スケジュールを作り直す。工数が空いているメンバーに、機械的に仕事を振る。これら一連の流れをプロジェクトリーダーの代わりに行うことを目指しているのがCommuだ。現在、Web版とiOS版がリリースされている。新たにリリースされたiOS版では、よりリアルタイム性を重視した仕様だ。

あらゆるチームがぶつかってきた「プロジェクトマネジメント」を解決してくれるCommuは、まさにエンジニア必携のツールと言えるだろう。今後広く開発現場で導入されていくことを予感させるCommuだが、その誕生の背景には、おもしろい技術を追求したいという開発者の意思と、ビジネスとして成立させることを両立しなければならないという都合とのジレンマがあったのだ。

技術の魅力VS投資家の期待

「ちょうど4年前の2014年、ベルリンのスタートアップで3ヶ月ほど修行してきたんです。それまでは少数精鋭がいちばん良いと信じていたんですが、面白い技術によって企業が成長していくのを目の当たりにして、『事業』というものをより強く意識するようになりました。自分の技術で作ったものが評価され、組織が大きくなっていく過程がすごく面白くて。それからは、少人数にこだわらず、倍々のペースで人を増やしていきましたね。Curious Vehicleの1社だったところに、子会社としてCurious EdgeとCurious Technologyの2社を増やしました」

ベルリンでの経験を通して、優れた技術や面白い技術を持っていても、お金を生み出す仕組みがないと事業は成り立たないことを痛感したと言う。ベルリンでは続々と新たなスタートアップ企業が誕生しているが、起業して半年後には相当数がなくなってしまう。資金を投資してくれる投資家が見つからないのである。投資家は、市場規模や市場予測に注目し、出資するか否かを判断する。いかに技術自体が先進的なものだったとしても、ごく少数の人にしか必要とされないようなサービスでは投資家の食指は動かないのだ。

この学びを踏まえてCurious Vehicleでは、大手企業の先進技術に特化した部署と協力してプロダクト開発に取り組んでいる。既に技術力を買ってもらっている顧客の案件で高い利益を出し、それを投資してプロダクトを開発するという仕組みを数年で作り上げた。

事業拡大の背中を押したのは、ベルリンで揉まれた経験だった

「エンジニアはリアリスト、起業家はロマンチスト」

プロダクト開発の面でも、葛藤があった。

「フルスタックで解決力も優れている、優秀なエンジニアがうちには10名以上いるので、技術力には自信があったんです。『俺たちが未来をつくるんだ』なんて思っていました。でも、いざ開発を始めるとなったら、なかなか意見がまとまらなくなってしまって。というのも、エンジニアというのはどこまでもリアリストで、逆に起業家はロマンチストなんですよね

起業家は、「○年後にはロケットで火星に行けるようになる」というような未来志向で市場を見据え、ビジネスを起こしていく。一方で、エンジニアは今、現時点でできることにフォーカスする。この感じ方の差が埋まらず試行錯誤した果てに誕生したのが、Commuだった。

「我々エンジニアが日常でいちばん使っているツールはなんだろう? いちばん深く理解しているツールは? と突き詰めていったら、自ずと答えは出ました。プロジェクト管理ツールは、エンジニアなら四六時中使っているものなので、この分野なら勝てるという確信があります」

チャットするだけでプロジェクトが完了する世界

チームで開発に取り組むエンジニアなら必携のCommu。目指すところは、プロジェクトリーダーの単なるサポートに留まらない。究極のゴールは、キャラクターとチャットで話しているだけでプロジェクトが終わる世界だ。プロジェクトマネジメントはCommuに任せることで、エンジニアはコーディングに集中できる。より、モノづくりに時間やエネルギーを注げるようになるというわけだ。

実際のCommuの管理画面。シンプルなユーザーフェースが徹底されている【同社提供画像】

こちらのメッセージに瞬時に応答してくれるチャットボットの技術は、人工知能と非常に相性が良い。Commuの実際の操作も、画面の右端に表示されるチャット画面で完結できる。さらに、ユーザーへのアンケートで要望が多かったガントチャート機能も新たに実装された。社内のメンバーだけでなく外部のパートナーと協力してプロジェクトを進める場合、必須の機能である。特に、先行タスクと後続タスクを区別して管理できるツールは、国内で唯一のものだ。

先端技術の追求と、事業としての成功。未来志向の起業家と、現実主義のエンジニア。

対立する概念を乗り越えた先で生み出されたCommuは、キャラクターとチャットするだけでプロジェクトが完了する理想の世界を目指している。煩わしいマネジメントに日々、頭を悩ませているあなたにこそ、ぜひ一度使ってその快適さに度肝を抜かれてほしい。


<先着10名様! 読者限定のクーポンコード→ZQlqICYBIj>

Commuの無料登録ページ(https://commu.co.jp/#billing_plan)でフリープランに登録し情報の入力をする際に、クーポンコードの入力エリアが出てきます。そこに上記のコードを入力していただくと、本来100MBのところ、ストレージ容量が1GB追加されますのでぜひご利用下さい!

[contact-form-7 404 "Not Found"]